医療関係者の皆様へ

医療関係者の皆様へ

はじめに

はじめに

アンビシオンでは、2015年より「がん治療の未来を変えていく」ことを理念とし社名の由来である「大志(Ambicion)」を持って新しいがん免疫療法の研究開発に取り組んでおります。

NKT細胞標的がん免疫療法に関連する創薬事業、および自由診療の支援事業を二つの柱として、国内外のがん患者さん早期に新しい価値を提供するために事業活動を行っています。

弊社事業内容に関するお問い合わせについては下記よりご連絡ください。

がん免疫療法とは

がん免疫療法とは

一般的に行われているがん治療法には「外科治療(手術)」「化学療法(抗がん剤)」「放射線治療」の3つがありますが、近年4つめの新たな治療法として「免疫療法」が注目されています。
「免疫療法」は人間が本来持っている免疫の力を高めることでがんを攻撃する治療法です。1980年代から免疫力を高める様々な方法が研究されてきましたが、最近ではいくつかの免疫療法の治療効果が科学的にも証明されるようになり注目を集めています。

がん細胞に直接働きかけるこれまでの治療法ではなく、逆転の発想によって生み出された患者自身の免疫細胞の力を高めるがん免疫療法の中でもその力を最大化する治療法、それがNKT細胞標的治療になります。
アンビシオンでは、iNKTがん治療を中心とした安心で安全な免疫療法の研究開発に取り組んでおります。

がん免疫治療の変遷

NKT細胞(ナチュラルキラーT細胞)とは

NKT細胞(ナチュラルキラーT細胞)とは1986年に谷口 克(現国立研究開発法人 理化学研究所 統合医科学研究センター 免疫制御戦略研究グループ グループディレクター)らが発見した、T細胞、B細胞、NK細胞に続く第4のリンパ球です。自然免疫を担うNK細胞と獲得免疫を担うキラーT細胞を併せ持つ性質のあることが、名前の由来となっています。NKT細胞は、強力な免疫増強作用をもち、がん細胞を殺す働きをします。アンビシオンでは、がん免疫療法のなかでも患者自身の免疫細胞の力を最大化するNKT細胞を標的とした免疫療法(iNKTがん治療)の開発を進めています。

iNKTがん治療とは

iNKTがん治療とは

がん細胞には、「がん抗原を発現している細胞」「がん抗原を発現していない細胞」の2種類があります。この2種類のがん細胞を同時に排除できないと再発・転移が起きますが、従来のがん免疫療法は、これらのいずれか一方のがん細胞しか攻撃できていませんでした。 NKT細胞の働きに注目したiNKTがん治療はこれら2種類のがん細胞を同時に排除できる点が従来のがん免疫療法とは大きく異なる特徴です。

「がん細胞」には、「MHCのあるがん細胞」と「MHCのないがん細胞」の2種類が常に存在する

参考文献:臨外 第68巻 第8号 2013年8月 外科医のための癌免疫療法-基礎と臨床
新しい概念に基づくがん免疫治療-NKT細胞標的治療 「図2 第3世代NKT細胞標的治療メカニズム」より

NKT細胞標的治療の利点
  1. 自然免疫と獲得免疫系を同時に活性化できるので、「MHCのあるがん細胞」、「MHCのないがん細胞」を同時に排除できる
  2. がんによる免疫不全からの回復
  3. MHCに関係なく誰にでも治療可能
  4. 患者体内にすでに存在する免疫細胞を活性化するので、どんな種類のがんにも応用可能

NKT細胞標的治療による治療実績

NKT細胞標的治療による治療実績

進行期肺がん患者に対する第II相臨床研究
  • 進行期肺がん患者17例(>10個NKT/mL)に対して外来で実施
  • 初回治療のみ初回治療のみで、その後無治療でも、腫瘤増大・転移・再発なし
  • IFN-γ産生細胞が多い10人(60%)の患者:生存期間中央値31.9カ月

進行期肺がん患者に対する第II相臨床研究

参考文献:Motohashi S, st al, J Immunol, 182:2492-2501, 2009

  • 進行肺がん(ステージ IIIB, IV, 再発)を対象に先進医療B認可(2011年)
  • ステージ IIA−IIIA 術後肺がんを対象に先進医療B認可(2014年)
頭頸部がんに対するNKT細胞標的治療

a-GalCer 提示DCと活性化NKT併用療法

頭頸部がんに対するNKT細胞標的治療

Case Cancer Results
001 咽頭がん SD
002 上顎がん SD
003 上顎がん PR
004 食道がん PR
005 咽頭がん PR
006 咽頭がん SD
007 口腔底がん PR
008 喉頭がん SD
009 喉頭がん PR
010 上顎がん SD

全例に有効

参考文献:Yamazaki K , et al, Clin Immunol, 138: 255-265, 2011.

頭頸部腫瘍扁平上皮がんを対象に先進医療B認可(2013年)

NKT細胞による学術論文

NKT細胞標的治療に関する学術論文

掲載誌名 参加施設 タイトル
『Clin Cancer Res』 Giuseppe Giaccone, Cornelis J. A. Punt, Yoshitaka Ando, et al. 第一段階スタディ:腫瘍患者におけるナチュラルキラー細胞 T細胞 リガンドαガラクトシルセラミド (KRN7000)
A Phase I Study of the Natural Killer T-Cell Ligand α- Galactosylceramide (KRN7000) in Patients with Solid Tumors
『Cander Sci』 Kunii N. et al, Otorhinolaryngology/Head and Neck Surgery, Immunology 再発頭頸部がん患者におけるビトロ拡大ナチュラルキラーT細胞とαガラクトシルセラミド(抗原パルス)提示細胞のコンビネーションセラピー
Combination therapy of in vitro-expanded natural killer T cells and α- Galactosylceramide-pulsed antigen-presenting cells in patients with recurrent head and neck carcinoma
『Clinical Immunology』 Yamasaki K. et al, Departmentof Otorhinolaryngology, Headand Neck Surgery, Graduate Schoolof Medicine, Chiba University, bDepartment of Immunology, Graduate School of Medicine, Chiba University, Chiba, Japan がん組織に対するNKT細胞標的養子免疫療法後のNKT細胞特異的な免疫応答
Induction of NKT cell-specific immune responses in cancer tissues after NKT cell-targeted adoptive immunotherapy
『Clin Cancer Res』 Motohashi S. et al. 第一段階スタディ:進行かつ再発非小細胞肺がん患者におけるビトロ拡大ナチュラルキラーT細胞
A Phase I Study of In vitro Expanded Natural Killer T Cells in Patients with Advanced and Recurrent Non-Small Cell Lung Cancer
『Clin Cancer Res』 Aki Ishikawa, Shinichiro Motohashi, Eiichi Ishikawa, et al. 進行かつ再発非小細胞肺がん患者におけるαガラクトシルセラミド (KRN7000)パルス樹状細胞
Study of α- Galactosylceramide (KRN7000)-Pulsed Dendritic Cells in Patients with Advanced and Recurrent Non-Small Cell Lung Cancer
『The Journal of Immunology』 Motohashi S. et al. 第I-II段階スタディ:進行かつ再発非小細胞肺がん患者におけるαガラクトシルセラミド パルスIL-2/GM-CSF-培養末梢血中単核細胞
A Phase I-II Study of α- Galactosylceramide-Pulsed IL-2/GM-CSF-Cultured Peripheral Blood Mononuclear Cells in Patients with Advanced and Recurrent Non-Small Cell Lung Cancer
『J Clin Immunol』 Nagato K. et al. αガラクトシルセラミド(抗原パルス)提示細胞後の活性不変ナチュラルキラーT細胞の累積
Accumulation of Activated Invariant Natural Killer T Cells in the Tumor Microenvironment after α- Galactosylceramide-Pulsed Antigen Presenting Cells
『Cancer Immunol Immunother』 Uchida T. et al. 第一段階スタディ:切除不能及び再発頭頸部がんへのαガラクトシルセラミド(抗原パルス)提示細胞経鼻粘膜下層投与
Phase I study of α-galactosylceramide-pulsed antigen presenting cells administration to the nasal submucosa in unresectable or recurrent head and neck cancer
『Cancer Immunol Immunother』 Kurosaki M. et al. 頭頸部がんへのαガラクトシルセラミド(抗原パルス)提示細胞粘膜下層投与後の移動と免疫学的反応
Migration and immunological reaction after the administration of αGalCer-pulsed antigen-presenting cells into the submucosa of patients with head and neck cancer
『The Journal of Experimental Medicine』  Chang DH. et al, aboratory of Tumor Immunology and Immunotherapy がん患者における成熟樹状細胞荷重のαガラクトシルセラミド注射後のNKT細胞と抗原特異的T細胞の持続的拡張
Sustained expansion of NKT cells and antigen-specific T cells after injection of α-galactosyl-ceramide loaded mature dendritic cells in cancer patients
『Clin Cancer Res』 Nicol AJ. et al. αガラクトシルセラミド (KRN7000)パルス樹状細胞静脈内と皮内投与における臨床的また免疫学的効果の比較
Comparison of Clinical and Immunological Effects of Intravenous and Intradermal Administration of α-GalactosylCeramide (KRN7000)-Pulsed Dendritic Cells
『blood journal』 Richtern J. et al. 骨髄腫内のヒトNKT細胞を狙ったコンビネーションセラピーに続く 臨床的退行と広範の免疫活性化
Clinical regressions and broad immune activation following combination therapy targeting human NKT cells in myeloma

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